真雪の、いまのすべて。これからのもっと。

PEOPLE

YouTubeやSNSで見せる姿が親しみやすいと男女問わず絶大な支持を得ている真雪さん。眩しい笑顔で、誰とでも気さくに話す彼女の朗らかな人柄の原点とは?今をときめく彼女にどこよりも迫るべく、ASBSが独占インタビュー。

―今日のコーディネートについて、ポイントを教えてください。

今日のファッションのポイントは、古着屋で買ったリンガーTシャツ。サイズが大きめなので、キュッと締まりのあるデニムと組み合わせてまとめました。よくコーディネートの参考にしているのは、同じ事務所の柴田ひかりちゃん。柴田ひかりちゃんのファッションがすごく好きなんですよね。あとは、日頃からファッション雑誌もよく読みます。『メンズノンノ』はボーイッシュだけど可愛いアイテムがたくさん載っていますし、『mina』みたいなライフスタイルに合わせたファッションを提案している雑誌もすごく好きです。

―メイクのこだわりはありますか。

メイクは高校1年生くらいの時からずっと変わっていないのですが、オレンジや赤系のアイシャドウを使ったオレンジメイクをすることが多いです。撮影で普段しないようなブルー系のメイクをしてもらったことがあるのですが、自分にはしっくりこなかったんですよね。目が大きく見えるので、瞼の広範囲にわたってオレンジのアイシャドウを入れるのが私のオレンジメイクのポイントです。

―仕事を始めたきっかけを教えてください。

きっかけはサロンモデルを始めたこと。始めたのは一昨年の12月くらいなのですが、その時の写真が話題になってから、他の美容室からもたくさん依頼が来るようになりました。襟足は短め&トップは長めなのが特徴の「#真雪ショート」のハッシュタグはInstagramでもかなり反響がありましたね。でも実は、自分が表に立つ仕事をするなんて全く予想していなかったんです。どちらかと言うと裏方に回る方が昔から好きだったので、最初の頃はサロンモデルの撮影もお断りしていたくらい。でも「一度きりの人生、やったことがないことは挑戦しよう!」と、思い切って一歩を踏み出しました。やってみてダメだったらやめればいいし、まずは挑戦することが大事なんじゃないかなと思えるようになったんです。

 

―これまでで一番楽しかった仕事はなんですか。

あるブランドが出した、Tシャツのプロモーション記事の撮影ですかね。モデルが、それぞれ自分らしくいられるシチュエーションでTシャツを着て撮影するというコンセプトでした。私はレコードショップでレコードを選んでいるシーンなどを撮ったんですけど、すごく楽しかったし自然体で臨めたので印象に残っています。それまでレコードは聴いたことがなかったのですが、新しいカルチャーに出会えたのも楽しかったですね。いずれ自分の家にもターンテーブルを導入したいです(笑)この仕事をしていると、ファンの方が街で声をかけてくださったり、髪型を真似してくれることもよくあるのですが、そうやって自分という一人の人間を知ってもらえるのはすごく嬉しいし、仕事をやっていて良かったなと思えます。

 

―ご自身の個性や強みはどんなところだと思いますか。

色々な撮影現場でも褒めていただくことが多いのですが、声が低いところは自分でも気に入っています。第一印象で近付きにくいとか怖そうと思われても、喋ってみるとすごく話しやすいと言われることが多い。初対面の人でも、割と仲良くなりやすいので声かなあ。昔は自分の声が好きではなかったのですが、「聞き取りやすい」とか「なんか安心する、ラジオで聴きたくなる声」と言ってもらえることも多くて、好きになりました。

 

―真雪さんといえばYouTubeでの飾らない姿も人気ですが、YouTubeを始めたきっかけはなんですか。

もともと、大食い動画やASMR動画を見るのがすごく好き。友達とも、よくモッパン動画を撮ったりしていました。でもせっかく動画にするんだったら登録者の方にも自分の日常を共有した方が、見る人も自分も楽しめるんじゃないかなと思ったんです。だから、私の動画は何かの企画をやるというより、見ている人が私の生活をのぞいているような感覚になれる、日常を切り取ったものばかり。「垢抜けた理由」のテーマで私がただずっとダイエット方法を喋っている動画は、親近感のある内容だったのか今までで一番反響がありましたね。

―ストレスや不安がある時は、どうやって対処していますか。

とにかく泣いて寝ます。この仕事をしていると、オーディションの時とかに他のモデルと自分を比べてしまうことがよくあるんです。特に事務所に所属してからいろんなお仕事に呼んでもらうことが増えてからは自分よりずっと可愛くてスタイルの良いモデルさんに囲まれて自信がなくなることもよくありました。ストレスで眠れなくなる日もあったくらい。その時は人生で気持ちが参っていたと思います。その時も、思いっきり泣いて、友達とカラオケに行って騒いだりして発散していました。

 

―仕事を続けてきて、今はもう人と比べて落ち込んでしまうようなことは無くなりましたか。

そうですね。いまの仕事をしていく上で、比べてしまうのって一番よくないことだなって思ったんです。自信がないと自信のない姿が写ってしまうから、写真のデータも納得できない。だったら嘘でも自分を褒めてあげて自信を持たせた方が良いデータが出来上がる気がするんです。自信のない姿で挑むのは仕事にも相手にも失礼だし、そう思えるようになってからは比べることもなくなりました。

―最後に、これから挑戦してみたい仕事を教えてください。

メイク雑誌に出てみたいです。プロの方が自分の顔に合わせたアドバイスもしてくれると思うので、勉強になりそう。自分で冒険するのは少し怖いというか、なかなか他のメイクにチャレンジすることってないので、メイクを通じて新しい自分に出会ってみたいです。あとは、やっぱりライフスタイルに関連した仕事をやりたいです。それは洋服に限らずとも食や旅などジャンルレスに挑戦したい。美味しそうに食べ物を食べてレポートする食レポなんかもすごく楽しそうだなって思います。地元が仙台なので、復興も兼ねて地元の良いところを発信する仕事もいつかできたらいいな。

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ASBS

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