話題の新ブランド「Finx」プロデューサーの宇佐卓真さんに独占インタビュー!
PEOPLE
モデル・俳優として活躍する宇佐卓真さんがプロデュースを務めたブランド「Finx」がつい先日ローンチされた。彼がアイテムを作る上でこだわったポイントや、自身がファッションに目覚めたきっかけに至るまで、彼のセンスの源を深掘りすべく、ASBSが独占インタビュー。
ーブランドの設立おめでとうございます!Tシャツにも施されている「Finx」のロゴは鏡越しだと正転してして読めるようになっているのですね。ブランドのコンセプトや名前の由来を聞かせてください。
ありがとうございます。「Finx」という名前は、”魚のヒレ”を意味する”fin”と、”嫌な奴ら、嫌われ者”を意味するスラング”fink”をかけ合わせた造語です。Tシャツのグラフィックを相談するデザイナーさんとのやり取りの中でも、金魚のヒレが入った写真を候補に上げたくらい、以前から綺麗な魚のヒレには魅力を感じていたんです。ブランド名は今後ずっと付き合っていくものだから、自分が気に入ったものにしたくてパッと思いついたのが“fin”でした。 名前の“Finx”には “気に入らない相手にもある魅力的な部分を見つけ、水の中で揺らぐ魚のヒレのように美しく、しなやかな心を持った自分でありたい”という思いが込められています。
ー展示会も、総勢200名を動員するほどの大盛況でしたね!初めての展示会、こだわったところはありますか。
世界観を表現する場所にしたかったので、ただアイテムを並べるだけではなく照明やオブジェなどにもこだわりました。実際、展示会に来てくれた人のほとんどがアイテムのみならずスペース全体の写真を撮ってくれていたのは嬉しかったですね。ブランド名が入ったボードのイラストは、僕が描き入れました。来てくれる人が楽しんでくれるように展示会の雰囲気まで作り上げるのもまた楽しかったです。
ーブランドをずっとやりたいと思っていたのは、ファッションが好きという思いが根底にあったからですか?
ブランドに関わらず演技をする時や絵を描く時でもそうなのですが、自分が表現したものを届けるところまでが好きなんです。ファッションが好きというのはもちろん、作り上げてそこで終わりじゃなく、皆さんに届けるところまで携われるところに魅力を感じていて、ブランドを手がけたいなとずっと思っていました。
ー確かに全ての過程を皆さんと共有できますもんね。今回のローンチも、ファンの皆さんからの意見も参考にしたと聞きました。
そうなんです。初めての発売だったし、作るアイテムや価格設定のためにも購入する客層がどのあたりなのか知っておきたかったんですよね。Instagramでフォロワーに向けて質問を投げかけたりして自分なりにリサーチしました。いろんな声があったけど、多かったのは「僕の作りたいものが欲しい!」という意見。みんなが求めるものを作りたいなと思っていたけど、その声のおかげで“自分の好きなものを自分の好きなように作ろう!”と思えましたね。
ー今回のアイテムの中で1番のお気に入りは?
スウェットパンツです。僕自身、今までしっくりくるスウェットに出会えたことがなかったので、今回力を入れて作りました。特徴的なのはリブ部分が短いところ。ブーツにインしても、スニーカーに合わせても、たまり具合がちょうど良くなるように計算しています。僕はいろんなアイテムの中でも靴が昔から好き。パンツの丈感と靴の相性がファッションの要だとも思っているので、このスウェットパンツもどんな靴にも合うようにこだわりました。
ーいま着ていらっしゃるTシャツも、肩が程よく落ちているのが素敵です。今回のアイテムは全体的にサイズ感を大事にしているのでしょうか。
そうですね。今回は男女関係なく自分の好きなサイズ感で楽しめるように、全部のアイテムがユニセックスで、M/Lの2サイズ展開。僕が173cmと男性の平均的な身長なので、僕自身をモデルにしてアイテムを作りました。だからきっと多くの人にちょうどいいサイズの服になっているはずです。このTシャツは、誰が着ても肩が程よく落ちるようにと、他のシリーズよりもゆとりのあるデザイン。僕は学生時代ずっとバスケをやっていたこともあって肩幅が結構あるのですが、そんな僕が着てもゆったりと余裕があるので、同じような悩みがある人には是非試してもらいたいですね。もちろん、細身の方や女の子が大きめに着るのもすごく可愛いです。
ー基本的な質問になるのですが、宇佐さんが洋服に興味を持ち始めたのはいつぐらいからなのでしょうか。
事務所の先輩でもあるゆうたろうくんも働いていた、「サントニブンノイチ」という古着屋でバイトを始めたのがきっかけです。それまでは本当にファッションに興味がなかったですね。ゆうたろうくんに憧れて、彼が着ているファッションを真似してみたりしたけど、体格や雰囲気が違うので同じようにはならなかった(笑)それ以来、自分に合うファッションを色々試して研究するようになりました。
ー当時でいうゆうたろうくんのような、参考にしているファッションアイコンは今はいらっしゃいますか?
この人!という特定の人はいないです。日頃からInstagramでよくファッションをチェックしているので、そこからインスピレーションを受けることが多いかな。虫眼鏡マークの発見のページに自分の興味のあるファッションの投稿がたくさん出てくるので、そこから深掘りして、参考にしたいコーディネートを見つけたらスクリーンショットしてフォルダにまとめて保存したりしています。あとは僕の周りにいるおしゃれな友人を参考にすることも多いですね。
ー今後挑戦したいファッションについて教えてください。
今の段階では、僕にとってのおしゃれはコンプレックスをうまくカバーしながら楽しむもの。自分自身、ちょっとゴツメな体をうまくカバーしてくれるアイテムを選びがちですし。ですが今後は、そういうコンプレックスに感じていることも、隠さずに表に出すファッションをしてみたいですね。例えば、あくまで一例ですけど筋肉モリモリの僕がピッタリとしたスキニーフィットのパンツを履くとか。自分の苦手なところやまだ受け入れられていないところも落とし込めたら、もっとファッションを楽しめるはず。それは僕自身の話だけにとどまらず、ブランドとしてもそういう服を作っていきたいです。
ー具体的に、次回作りたいアイテムはもう考えているのでしょうか?
今回は短い期間の中で準備をしたのでスウェットのアイテムしか作れなかったのですが、次回はもっといろんな種類のパンツを作りたいです。それも他のブランドではなかなか見かけないようなものを作りたいですね。 例えばレディースチックなハイウエストパンツとか。コーディネートの幅がもっと広がりそうですよね。
ー次回の新作発表もとても楽しみです。最後に、ファンのみんなに一言お願いします!
これから、もっとブランドを大きくしていきたいと思っているので、是非一緒にブランドを成長させていきましょう!今販売しているアイテムは泣いても笑っても今しか買えないです。何年後かには幻の初期アイテムになっているはずなので、是非今のうちにゲットしてください(笑)
誰にでも馴染む、一見シンプルなアイテムの数々は、宇佐さんが愛情込めて何度もデザイナーさんとやりとりをして実現したものばかり。グラフィックなど印象を左右する大きなポイントはもちろん、パンツのリブの長さといった細かい点に至るまで、彼のこだわりを聞いてから改めてアイテムを見てみると、また違った輝きを放っているようだった。ユニセックスブランドとして、これからどんな成長をしていくのかますます目が離せない。
今回紹介したアパレル商品のほかにも、AirPodsケースやトートバッグなどの小物も展開している。全9種類のアイテムは、「Finx」公式サイトにて購入することができるので要チェック!
INFORMATION
<宇佐卓真プロフィール>
2000年4月11日生まれ、福岡県出身。
幼少期からダンス、アクション、殺陣、ピアノ等を習い、2018年より俳優として本格的に活動スタート。AbemaTVの大人気番組「オオカミくんには騙されない」に出演し話題を集め、映画「午前0時、キスしに来てよ」や劇メシ「パセリがすねた」に出演するなど俳優として活躍の場を広げている。さらに、ファッションモデルとしても活躍中で、ファッションプロデュースも手がける。2021年、兼ねてから目標であったアパレルブランド「Finx」を立ち上げ。そのプロデュースも務める。
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