木村ミサのごちそうさしすせそ
Instagramにあがるおいしそうなみんなの手料理。真似して作ってみたい!ということで、料理上手に自慢のレシピを聞いてみました。連載「ごちそうさしすせそ」の初回に登場してくれたのは木村ミサさん。カレーもお茶も好きな彼女が、お家で作る自慢の一品とは?
今回木村さんがレシピを教えてくれたのは人気の韓国料理『ポッサム』。
豚肉を茹で、薄くスライスしたものをサンチュで包んで食べる、韓国料理屋で見つけるとついつい頼んでしまう料理だけど、意外と自宅で作ったことがない人も多いはず。今回はメインのポッサムに加えて、食卓に彩りをプラスしてくれる副菜のレシピも教えてくれたから、これだけで献立が全部完成しちゃいます。早速レシピをチェック!まずはメインとなるポッサムから。
ポッサム
1. 豚バラブロック、ねぎの青い部分、にんにく、しょうがの皮を鍋にいれ、かぶるくらいの水をたっぷり入れて火にかける
2. 沸騰したら弱火にし、蓋を少し開けながら40分くらい煮る。
3. 火を止めて余熱でお肉にゆっくり火を通す。
4. 手で触れるくらいまでになったら取り出し薄く切る
「ゆっくり火を入れて、余熱でも火をゆっくりいれることによって、ジューシーになります!」
ポッサムのたれ
コチュジャン、酢、ごま油、ごま、砂糖を混ぜ合わせる。
このタレを薬味とキムチと一緒に豚肉につけて、サンチュで巻いて召し上がれ!
料理をするのは楽しいけど、献立を考えるのが面倒という人は多いもの。
木村さんは、普段献立を考えるときにどんなことを意識しているのだろうか。
「その時食べたいメインを考えてから、それに合わせて旬の食材をできるだけ使った副菜を考えます。スーパーで買い物するときは旬のものが特売なことが多いので、値段も気にしつつ、季節のものを買うようにしてますね。ロスにならないように一週間くらいで使い切れる量のものを買うことも意識しています」
ポッサムの付け合わせとしてメインを引き立ててくれるのは
『もやしナムル』『にんじんしりしり』『春雨サラダ』の3品。
こちらのレシピもご紹介。
もやしナムル
1. もやしを茹でる
2. ダシダ、しお、ごま油、ごまで和える
「お好みの野菜や旬のものでも美味しいです!」
にんじんしりしり
にんじん千切りを塩とごま油で炒める。
「一つの食材のレシピをたくさん調べて、いろんな食べ方ができるように工夫しています。食材も無駄にしないし献立のレパートリーもグッと増えます」
と言う通り、捨ててしまうようなところも無駄なく使うのが木村さん流。
豚肉の旨味が凝縮された茹で汁だって、捨てたらもったいない!
今回は『わかめスープ』に再利用しちゃいます。
わかめスープ
ポッサムの茹で汁に、醤油、塩、酒、ねぎ、わかめを入れて一煮立ちする。
これで今回の料理は全て完成!
豚バラブロックを贅沢に丸ごと使った料理だから、
テーブルに並べると見栄えもかなり豪華。
見惚れちゃうのもわかるけど、美味しさが全然違うからぜひ熱々のうちに食べて欲しい。
豚バラだけど、茹でているからさっぱりしていてパクパク食べられちゃう。
「ポッサムは、難しそうにみえて意外に簡単で、煮ている間に色々他の副菜が作れるのでおすすめです。
週末の献立にするといつもの食卓と変わった感じになるので是非試してみてください!」