MONDAY NIGHT – KARIN TAJIRI – Vol.02
LIFESTYLE
私達の週の始まり「月曜日」。そんな始まりとしての月曜日とは違った“月曜日”を過ごす人達がいる。 それは、美容師だ。彼・彼女らにとっての月曜日は週の終わり、“華の月曜日”と言ってもいい。火曜日には待ちに待った休みが待っている。だから今日は仕事が終わったら気の合う仲間と集まって飲んだり遊んだり、今しか出来ない体験をして過ごす。社会のペースとちょっと違うっていうのがオシャレを紐解く鍵なのかな?そんな美容師さんを深掘りしたい。好きなもの・行くお店・影響を受けたカルチャーなどをインタビューしてオシャレの秘訣をみつけたいと思います。今回は原宿にある『ROVER』の美容師、田尻花梨(たじり かりん)さんをフィーチャーし前後編に渡ってお届けします。
KARIN TAJIRI Vol.02
──さて、ここからは後編です。
──ファッションについてお聞きしたいと思います。
好きなお店は『TODAYFUL』や『TOGA XTC』とのことだったのですが、古着かブランドだとどちらがすきですか?
どちらも好きですが、持っているのは古着の方が多いです。
普段の仕事でも、割とスニーカーなどカジュアルな格好が多く、仕事柄汚れてしまうことも多いので。
──古着のどんな所が好きですか?
着てる時にどこの服だって周りから見てならないところ、仕事で汚れてしまっても何となく「しょうがないかな」ってなれるところ、、、?
──古着でおすすめの目利きポイントや、知識、選ぶときの条件などあれば教えてほしいです。
知識などはあまりないのですが、着た時に自分のスタイルが少しでもよく見える形を選ぶようにしています。
──影響を受けたカルチャーってありますか?例えば映画とか音楽とかスケートとか。
映画ですかね。邦画・洋画、ジャンルを問わずに結構色々観ます。
最近、彼氏と一緒に映画を見ていた時に「これ(女優さんが着ていたニット)を着て欲しい!」って言われた水色のニットがあって。今年の冬は着たいなぁって思っています。笑
──映画で好きな作品だと?
『フロリダ・プロジェクト』
カルチャー色が強い作品だなって感じていて、映像が可愛いので好きです。ストーリーがめちゃくちゃ面白いというわけではないんですけど。笑
──今の目標はありますか?
来年の4月にスタイリストデビューするので、それまでに技術向上とたくさんのお客様をつけることです! そしてこれは学生の頃から変わらずなのですが、「ブランド力のある人間」になりたいと思っています。
──最後に、
私達ASBSは「私らしさを、もっと」をコンセプトにしているメディアなのですが、私らしさを出すためにしていることはありますか?
他人と比べてしまい、自分ばかり「何もない・何もできない」と思ってしまうことが多いので、時には比べる事も必要な場合もありますが、なるべく他人と比べないように「自分はこれでいいんだ!」と言い聞かせて、私らしさを無くさないようにしています。
CREDIT
FILM&PHOTOGRAPHY CREATIVE DIRECTION:OFBYFOR TOKYO
TEXT&EDIT:畔柳 涼吏
INFORMATION
田尻 花梨(たじり かりん)/1996年生まれ。東京出身。原宿ROVER勤務。
Instagram:https://www.instagram.com/karin_tajiri/
Twitter:https://twitter.com/@mrykrn