─「夢」を追い続けることで、自分らしく輝ける─ 映画『ライオン・キング』RIRIインタビュー

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映画や舞台、音楽などあらゆる分野で長年愛され続けてきた珠玉のエンターテイメント作品『ライオン・キング』が、アニメーションも実写も超えた“超実写版”として再び現代に蘇る。主人公シンバの幼馴染み、ナラ役には世界の歌姫ビヨンセが抜擢され、ドナルド・グローヴァー(シンバ役)、セス・ローゲン(プンバァ役)らと共に素晴らしい歌声を披露していることでも話題を集めている。そんな『ライオン・キング』の日本版オフィシャルソング「サークル・オブ・ライフ」のシンガーに、19歳の新人女性アーティストRIRIが抜擢。ビヨンセに憧れ、「日本人初のグラミー賞4部門受賞」を目標に掲げる彼女のソウルフルな歌声に注目が集まっている。今回、そんなRIRIに映画『ライオン・キング』への思い入れやレコーディングについて、そして「自分らしく生きる」ための秘訣について聞いた。

 


 

──今回、RIRIさんが映画『ライオン・キング』の日本版オフィシャルソング「サークル・オブ・ライフ」を歌うことになった経緯は?

RIRI:私は昔からディズニー作品が大好きで、アーティスト活動を始めた時にも「いつかディズニー作品に関わるお仕事が出来たらどんなに素敵だろう」って思っていたんです。そんな時、今回のオフィシャルソングのオーディションがあるということを伺って。「ぜひ、チャレンジしてみたい!」と思って参加してみたところ、光栄にも選んでいただきました。

──どんな心境でしたか?

RIRI:もう、本当に嬉しかったです! スタッフの方が知らせてくれた時には思わず「キャー!」って叫んでしまったし、家族みんなで本当に喜びました。

──エルトン・ジョン、ティム・ライスが作曲し、アカデミー賞にもノミネートされたことのある「サークル・オブ・ライフ」。歌う時に、気をつけたポイントなどはありましたか?

RIRI:この曲は「命の循環」がテーマになっていて、それは人と人が「愛」で繋がっているという意味にも取れると思ったんです。誰もが一人ぼっちではなくて、それぞれが輝く存在であるということが伝わるような歌い方を心がけました。

──楽曲のアレンジも、劇中歌とはヴァージョン違いになっていますね?

RIRI:そうなんです。大サビで沢山のコーラスが入ってくる壮大なアレンジなんですけど、それが結構難しいラインだったので歌うのに苦戦して……(笑)。レコーディングでは何度もやり直してようやく満足のいく仕上がりになりました。でも、そんな時ですらずっと楽しかったですね。

──ロサンゼルスに渡航した際、ジョン・ファヴロー監督と、シンバ役を務めたドナルド・グローヴァーの前で「サークル・オブ・ライフ」をアカペラで披露し、「『ライオン・キング』に出演したほうがいいよ!」と絶賛されたそうですね。

RIRI:そうなんです! ファブロー監督には先日のジャパンプレミア(7月22日)でもお会いして、そこでも歌わせてもらいました。「英語も日本語もどちらも聞けてすごく嬉しいよ!」と喜んでくださいましたね(笑)。

 

──では、その超実写版『ライオン・キング』をご覧になった感想は?

ライオン・キング © 2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved. 8月9日(金)全国公開

RIRI:とにかく映像がすごくて!表情や毛並みの繊細な部分まで表現されているのには驚きました。だからこそ、ストーリーにもグッと入り込めるんですよね。登場するキャラクターたちに感情移入することが出来たので、本当に楽しかったです。私は今、大きな夢に向かって進んでいるところなので、特に主人公のシンバが様々な困難に突き当たりながら、力強く進んでいる姿に「私も頑張らなきゃ!」と改めて強く思えました。他にも幼馴染みのナラや、シンバを窮地から助け出すティモンとプンバァなど、魅力的なキャラクターがたくさん登場するので、いろんな人に共感ポイントがある本当に素敵な作品だなと思いました。

──RIRIさんは現在、「日本人初のグラミー賞4大部門受賞」を目標に頑張っているそうですね。そんな中シンバのように、何か乗り越えるべき壁に突き当たったことはありますか?

RIRI:ありますね。特に去年は「どうしてうまくいかないのかなあ」と悩むことがたくさんあったんですよね。大きな夢に向かって進んでいくとなると、やはり乗り越えなきゃいけない試練や困難はありますし。でもそんな時は「これは全部、将来の自分のために必要なことなんだ」と思うようにしていて。

──なるほど。

RIRI:この映画でも、家族や仲間との「絆」だったり「愛」について描かれていましたが、私自身も自分をサポートしてくださっている方たち、関わってくださっている方たちに、本当に助けられているなということを、映画を見て改めて気付かせてもらいましたね。

──ところでRIRIさんは、お休みの日はどんなことをして過ごしていますか?

RIRI:私は自然が大好きなので、まとまったお休みがある時は田舎へ遊びに行きますね。海も山も好きだし、温泉なんかへ行くのも好きです……って、ちょっと渋いんですけど(笑)。働いているときはバタバタしていることが多いので、のんびり心を癒してくれる場所へ行くことが多いんです。

──今日は「ライオン」をイメージした衣装ですが、普段はどんなところで洋服を選んでいるのですか?

RIRI:オフの時は結構カジュアルな感じが多いかな。バービー人形のようなコーデが好きなんです(笑)。ひと工夫あるデザインだったり、女性らしさもありつつ、その中にクールでキュートな要素が入っていたり。特にブランドは偏ってなくて、色んなお店をチェックしながらお気に入りのデザインを選んでいますね。お買い物に行くのは渋谷や表参道が多いかもしれないです。

──では最後に、RIRIさんが「自分らしく生きる」ために心がけていることを教えてもらえますか?

RIRI:私はアーティストとして活動させてもらっていて、自分のやりたいことや思っていることを、素直に表現する機会が常にあるのですが、学生だった時に感じたのは、周囲の友人たちが「自分には才能がない」「夢なんて叶えられない」みたいに、最初から諦めてしまうということだったんですよね。

夢っていうのは、もちろん叶えられるのに越したことはないんですけど(笑)、そこに向かって進んでいくことが大切だと思っていて。その瞬間こそ、人生は輝くと思うんですよね。時には誰かに心ないことを言われることもあると思うんですけど、どんな困難な道でも乗り越えるための原動力は「夢」であり、そこに向かっている時に「自分らしく生きている」と感じられると思いますね。

──目の前のことを一生懸命やっていると、もし夢が叶わなくても「別の道」が見つかるなんてこともきっとありますよね。

RIRI:はい、本当にそう思います!

 


 

 

 

Profile

RIRI(リリ)/1999年生まれ19歳。世界で活躍するアーティスト、日本人初のグラミー賞4大部門受賞をめざし、16歳から LAで数々のプロデューサーと制作を始める。インディーズ期に発売した「RUSH」が各ストリーミングサービスの 注目新人にピックアップされ、iTunesチャートで1位を記録。1st AL「RIRI」を携え、2018年2月メジャーデビュー。 新人としては異例となる全国47局パワープレイ等に選出され、リリース記念ライブも完売となる。更には、 世界的DJ/プロデューサーであるゼットから、自身最大のヒット曲「ステイ」の日本語カヴァーリクエストを受け、 生配信サービスでは共演を果たす。11月には2ndアルバム「NEO」を発売、2019年1月〜2月自身初となる 全国8か所のツアーを開催した。4月17日には、2019年資生堂『アネッサ』CMソング「Summertime」を “RIRI, KEIJU, 小袋成彬”名義にて先行配信、5月22日「Summertime EP」をリリースした。

CREDIT

Photographer:MURA
Writer:黒田 隆憲
Edit:畔柳 涼吏

INFORMATION

ライオン・キング

ライオン・キング © 2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
8月9日(金)全国公開

あらすじ:映画、演劇、音楽と頂点を極めた「ライオン・キング」が、 世界最高峰の“キング・オブ・エンターテイメント”へと進化する。それは圧巻の名曲の数々と、実写もアニメーションも超えた“超実写版”映像による、映画の世界に入り込むような未知の映像体験!父を失い、王国を追放された子ライオン<シンバ>は、新たな世界で仲間と出会い、“自分が生まれてきた意味、使命とは何か”を知っていく。王となる自分の運命に立ち向かうために…。すべての人に“生きる意味”があると気づかせてくれる壮大な物語が、この夏、全人類の心をふるわせる──。

監督:ジョン・ファヴロー
オリジナル・ソング:エルトン・ジョン、ティム・ライス
声の出演:ドナルド・グローヴァ―、ビヨンセ
原題:Lion King
全米公開:2019年7月19日
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
©2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

公式サイト:https://www.disney.co.jp/movie/lionking2019.html

『ライオン・キング』MV60秒♪サークル・オブ・ライフ<RIRIさん編>

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