【Bishu Kawaii Project.】第1回「しばさきが生地の産地“尾州”を学ぶ!」
毛繊物の名産地「尾州」に、地元一宮市出身のモデル・柴田紗希こと“しばさき”が「KAWAII」を探しにやってきた! 第1回目となる今回は、尾州の魅力を発信する施設「Re-TAiL(リテイル)」で尾州生地について学んできたよ♪
毛繊物の名産地「尾州」に、地元一宮市出身のモデル・柴田紗希こと“しばさき”が「KAWAII」を探す「Bishu Kawaii Project.」。 第1回目となる今回は、尾州の魅力を発信する施設「Re-TAiL(リテイル)」で尾州生地について学んじゃいます♪
レトロでおしゃれな建物を入って出迎えてくれたのは、「Re-TAiL」でお店を持つ小島さん。「尾州」について教えてくれました!
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柴田紗希(以下S)「 “尾州”の生地って、古い和テイストなものだと思っていたのですが、こちらには本当に可愛いものがたくさんあるんですね!」
小島日和(以下K) 「そうなんです。尾州の毛織物は、伝統工芸ではなく地場産業なので、今もファッション業界の最先端で使われています。海外の有名ブランドなどでも尾州生地が使われていたりするんですよ。」
S 「私はここが地元なんですけれど、こんな可愛い生地がすぐそばで作られているなんて初めて知りました! 10代20代の女の子達が大好きな生地ばかりですよ!」
K 「でも実はこれらの尾州生地は、80歳ぐらいのお爺ちゃんお婆ちゃんが「ションヘル」という昔からの織機を使って、一つひとつ織っているんですよ。」
S 「えー!! お爺ちゃんお婆ちゃんが!? ますます親近感が湧きました(笑)。てっきり最新の機械で自動で織っているのかと・・・」

昔の織機
K 「最新のレピア織機では、使える糸が決まっていたり、細かなアレンジができなかったりするんです。でもションヘルだと織れる生地の幅が広がって、色んな素材や質の生地が作れるので、尾州地域では今でもションヘルにこだわっています。」
S 「確かに。私は古着っぽいものが大好きなのですが、なかなか自分が気に入る素材感のものがなかったりするんです。でも尾州生地はどれも私の好きなテイストばかりです!」
K 「柴田さんにそういってもらえるのはすごく嬉しいです。ものづくりについて学んだ後、尾州産地に就職する方もいますが、中には職人さんの後継者不足で取り壊される工場や織機がいくつもあるんです。だから私たちの手で、この素晴らしい尾州生地を守るために、魅力を広く知ってもらう活動を色々としているところです。」
S 「こんな素敵な生地たちが地元で、しかもお爺ちゃんお婆ちゃんの手で作られていることを知って、感動しました! 私もこれからはどんどん尾州生地を取り入れて、みんなに良さを伝えたいと思います!」

ノコギリ屋根が特徴的な尾州の繊維工場