「Asia Fashion Collection」ニューヨーク・ファッション・ウィークへ進む日本代表ブランドが決定!

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株式会社バンタンと株式会社パルコが主催する、アジアの若手デザイナーを発掘・インキュベートをするプロジェクト「Asia Fashion Collection 6th(アジアンファッションコレクション、以下AFC)」が10月14日(日)に東京・恵比寿のEBiS303にて開催された。

 
日本、韓国、台湾、タイなど、アジアの若手デザイナーたちが参加し、このコレクションで選出されたブランドは制作費や技術面、渡航費等のサポートを受けながら2019年2月に開催されるニューヨーク・ファッションウィーク(以下NYFW)にてランウェイデビューを果たす。AFC東京ステージは、そのニューヨークステージをかけた日本代表デザイナーを決める国内最終選考の場となる。
500名以上の観客が見守る中、日本代表の最終選考に勝ち残った8ブランドと、すでにニューヨークステージの参加が決定している韓国、台湾、タイの3ブランドの計11ブランドがランウェイに臨んだ。

 
マルチツールなミニマルウェアをコンセプトに、ワークスタイルのエッセンスも香るカスタマイズ性に富んだコレクションを提案した「MYCROFT(マイクロフト)」を皮切りに、“日常に非日常を。”をテーマにサイケデリックなテキスタイルが目を惹く、「FEY MINORIYANAGASE(フェイ ミノリヤナガセ)」。
どこか懐かしく、母を思う主人公の男の子が持つ女性らしさを表現した「kenichi.(ケンイチ)」、多感な17才の自分自身の感情を投影し、大人になりきれない大人びた少女の非日常的世界への逃避行を表現した「aNANA tih sayim(ナナ・ティ・シャイム)」。
 
 
アンダーグラウンドに根付く精神を表現する「koyari(コヤリ)」、ヘルシーでクリーンな女性のためのデイリーウェア「Siki Ktoka(シキ カトカ)」、世界各地の文化を取り入れながらジョーク性とオルタナティヴ性をアウトプットした日常服を表現した「TAIS ASSIMILATEFORM(タイズ アシミレートフォーム)」、そして、リバティパンクをキーワードに自分の想いを自由に表現してもらいたい、という気持ちを作り出した「KANON(カノン)」。

この8ブランドから厳正なる審査の結果、以下の3ブランドが日本代表に決定し、NYFWへの切符を手に入れた。
 
『kenichi.』 デザイナー石田謙一(バンタンデザイン研究所)

『KANON』 デザイナー早田賀音(大阪文化服装学院)

『FEY MINORIYANAGASE』 デザイナー柳ヶ瀬みのり(大阪文化服装学院)


それぞれの想いをファッションに託し、苦悩の上に臨んだランウェイショーで未来へのチケットを手にした3ブランド。
受賞式では受賞の喜びと、驚き、NYFWへの展望も語ってくれた。

 
「今回はリベンジでしたが、正直自信はなくて。受賞という夢が一つ叶い、とても嬉しいです! 前回は人の真似ごとばかりで自分らしさがなかったことを反省し、今回は自分の欠点をあえて個性として打ち出すことで、自分にしかない面白みを出して、欠点も良く見せられたらいいな、という気持ちで制作をしていました。」と再挑戦の苦悩も語ってくれた『kenichi.(ケンイチ)』の石田さん。
「マザコンの男の子というのをテーマに入れていたのですが、自分自身がモデルでもあって。自分の思い出や気持ちをよりキレイに形として表現しました。僕はまだここで終わりではないので、NYFWは次のステップへ進むための一つの広告だと考えています。もっとアイテムを増やして、スタイリングで皆さんに楽しんでもらえるようにしたいです。」と、これからの展望と意気込みを話してくれた。


「受賞者発表で名前を呼ばれた瞬間は突然のことで実感もなく、驚きでドキドキしてしまいましたが。交流会で審査員の方々とお話をしている内に受賞の実感も湧き、NYへ向けて頑張るぞ!という気持ちが生まれてきました。」と語るのは『KANON(カノン)』の早田さん。
「NYFWでの発表をどのようにするかは、まだイメージ程度ですが。AFCではかなりリアルクローズに寄せたものを作っていたので、もっとNYの人たちにも響くようなアート要素を盛り込んだクリエイティブなものが作れたらいいな、と思っています。」と、NYFWでのコレクションの構想も話してくれた。


「今回の制作では、本当にたくさんの人に助けてもらいました。家族や友達はもちろん、後輩にも協力してもらって。バイトもお休みさせてもらうこともあって、バイト先の方にも迷惑をかけているにも関わらず、応援してもらえたからこそ、受賞も成し遂げられたのだと思います。今回AFCに参加したことで“自分は一人じゃないんだ”ということを実感できて、受賞はもちろん嬉しいですが、それが一番の収穫かな、と思っています。」と、協力してくれた多くの人への熱い感謝の気持ちを語ってくれた『FEY MINORIYANAGASE(フェイ ミノリヤナガセ)』の柳ヶ瀬さん。 
「審査員の方からもアドバイスをいただいたのですが、今回のコレクションでは特徴的な素材やオリジナルプリントのテキスタイルばかりだったので、もっとリサーチをしてNYFWでは素材のバリエーションを増やしていきたいと思っています。私のイメージですが、NYは日本よりも好きなものを好き!とオープンに言いやすい環境だと思っているので。自分の思いも表現しやすいのかな、と。ショーについてもいろいろ考えて、作戦を練ろうと思っています。」と早速、今後の課題へも強い意欲を示した。
そして、同日「AFC U-18(エーエフシー ユーイチハチ)」コンテストも開催された。こちらはAFCの次世代ファッション人材の育成を目的とした中高生限定のファッションコンテスト。募集枠を昨年の高校生限定から、今年は中学生まで拡大し、ファッションに“リアルガチ”な全国の中学生・高校生を募集し、日本一を競った。

応募テーマは「2019年あなたが着たいオリジナルスタイリング」。リアルクローズにフォーカスし、“今一番着たい”と思うファッションを若者の完成で表現してもらう。スタイル画の書類審査やSNSによる一般投票など、数々の審査を経て2次審査で勝ち残った5名が衣装を実際に制作し、最終審査会に臨む。今回は最終審査へ進む5名が選出された。

左から小倉雪路さん(北海道芸術高等学校)、関田彩果さん(札幌月寒高等学校)、落合梨沙さん(北海道芸術高校横浜校)、上村透子さん(愛知県立知立東高等学校)、十河寧音さん(神戸市立須磨翔風高等学校

「入賞できて、とても嬉しいです。“キャリアウーマン”というテーマには、バリバリ働く女性という意味と、強い女性という意味も含まれていて。上品かつ男性らしさもあわせ持つ、力強い、私の理想の女性像を表現しました。」と、自身が将来なりたい女性のファッションを描き、入賞を果たした小倉さん。
「アニメの実写化など、二次元から三次元になった衣装の生々しさや裏側に魅力を感じて、テーマを“ZISSYA”にしました。制作がすごく楽しみで、シルエットには妥協せず、デザイン画を再現できるようにしたいです。」と制作への意欲を語った関田さん。
昨年度も同コンテストで準グランプリを受賞している落合さんは「今年こそはグランプリを目指して頑張ります! 2019年には19才になる自分。大人に見られるシーンも多くなるけど、高校を卒業したばかりでまだ子どもの感覚もある。そんな大人の女性と少女の間にいる自分が憧れる女性像と自分自身が小さな頃の女の子のイメージをミックスして考えたスタイリングです。制作では昨年も苦労した生地選びをしっかりやっていきたいと思います。」と、リベンジの想いと制作への意気込みも語ってくれた。

上村さんは「昨年は一次審査で落選してしまい、今年はリベンジの意味も込めて“Challenge”をテーマにしたスタイリングを提案しました。自分自身の挑戦と、市場ではめずらしいデザインで、リアルクローズで着られるギリギリのラインを攻めて行こうという意味も込めたスタイリングです。制作はまだ不安もありますが、頑張りたいです!」と、昨年の反省点から新たな挑戦の気持ちが生まれたそう。
「日本人として生まれてきたからには日本のことを大事にしたいという思いがあって、今回のデザインモチーフを“鶴”にしました。ポイントで赤のグラデーションを入れ、メタリックスカートで、憧れの日本人女性の強さも表現しました。入賞の実感がまだ全然ないですが、しっかり自分の力を出し切れるように頑張ります。」と、自らのデザインへの熱い想いと、制作への不安もにじませた十河さん。

「AFC U-18」の最終審査は2019年2月。5名は最終審査に向けてAFC委員会からサポートを受けながら衣装制作を開始する。

「AFC」、「AFC U-18」ともに、次世代の若き才能が溢れ、新たなファッションを生み出す楽しさと苦悩をも感じるショーだった。「AFC」受賞者はニューヨーク・ファッションウィークでのランウェイデビューへ向けて、「AFC U-18」チームは最終審査へと歩を進める。
受賞デザイナーたちのさらなる飛躍と、これからの活躍に期待したい。

Asia Fashion Collection
http://asiafashioncollection.com/

【提供:バンタンデザイン研究所】