ちょっと一杯飲みたい気分 オトナ女子のための安心ひとり飲み in代田橋

ちょっと一杯飲みたい気分 オトナ女子のための安心ひとり飲み in代田橋

いつものメンツでワイワイ女子会もいいけれど、ひとりでしっとりと飲みたい夜もある。モデルの落合沙織さんが、女心を揺さぶる『ひとり飲み』にぴったりのお店をぶらり訪問します。

京王線で新宿から2駅目にある代田橋。同じ路線にある、笹塚や下高井戸と比べると、ぐっと静かで小さな街です。それでも、夕刻ともなれば、少し早めの一杯を楽しむ人たちで賑わい始め、昭和の名残を醸し出す、風情のある光景に様変わりします。

今日、目当てに来たお店は、駅前から歩いて徒歩5分、甲州街道を渡った先の『沖縄タウン』にあります。 寂れた商店街を活性化させるために作られたという、ちょっぴり不思議なこのエリア。住宅街に突如現れたちぐはぐな沖縄を、それらしい雰囲気に演出している、小さな飲食店が集まっためんそーれ大都市場。場内の入り口のシーサーに出迎えられ、到着したのはしゃけ料理専門の立ち飲み屋、『しゃけスタンド』。



それにしても、ガラス戸の『しゃけスタンド』。なんてかわいいフォントなんだろう。



中に入ると、店主の小林さんとお姉さんのふたりが、せっせと仕込みの最中でした。



壁に貼られたお品書きの数の多いことといったら。しゃけをメインにした料理はざっくり20品ほど。その他にも、仕事帰りにさくっと食べたくなる、大衆居酒屋系のメニューがズラリと並んでいます。



あれ? おだしの良い香りが満ちていると思ったら、カウンターの角におでんの電気鍋が。
「夏でもアツアツのおでんが食べられるなんて嬉しいですね!」と笑顔になる落合さん。
しらたき、はんぺん、大根などのレギュラー的なネタの他に、シュウマイなんて変わったものも。しゃけ料理の立ち飲み屋ということもあり、鮭つみれもありました。

まずはお酒を選ぶとしましょう。
最初の一杯はビールが定番だけど、小林さんが、日本酒に詳しいと聞き
「女性におすすめの日本酒を教えて下さい」 と、質問。
「そんなに、詳しいわけじゃないですよ、好きなだけです」
と謙遜しつつも、心惹かれるラベルの瓶を出してくれました。




夏空に咲く向日葵が爽やか。
「天寶一」は、広島県備後に蔵を構える酒造です。



グラスにトクトク注がれた日本酒を一口。
「おいしい!」と、この表情です。
「すっきりしていてキレがあり、清涼感があります。辛口って言うのかな」
既に良い気分の様子。



一品目に頼んだのは、おだしがたっぷり染みたいくら豆腐。



お豆腐に載ったいくらがフォトジェニック。これは写真に収めたくなるはずです。肝心のお味は「見た目を裏切らない美味しさ。永遠につまめちゃいます」
と、れんげでいくらをすくいつつ、幸せそうな落合さん。



天寶一をちびちび飲みながら、いくら豆腐。最高の組み合わせです。



続いて頼んだのは、すじこのクリームチーズ。
「青いお皿に、白と赤。コントラストに食欲をそそられますね。すじこの塩辛さとクリームチーズが合わさって、濃厚な味なのにマイルド。日本酒に合う」
と大満足。



しゃけスタンドに来ているんだから、もちろん上シャケもオーダー。
天然物の道東産。釧路から直送されているというしゃけは、日本一美味しいともっぱらの噂。
小林さんに、「日本一美味しいと有名ですよ!」と伝えると、「そんな、そんな」と、またまた謙遜。 ですが、美味しさの秘密をこっそり教えてくれました。
「料理の直前に塩を振っているから、水分があってふっくらして、美味しいんですよ」
素材が良い上に、そんな工夫を重ねることで、日本一のしゃけ料理は完成するのですね。



「シンプルな料理なのに、すごく美味しい! 身もぎっしり」
素朴な料理こそ、本物のご馳走。



落合さんが事前にリサーチしていて、一番楽しみにしていたあの料理が来るまで、雑談タイムに。
昔懐かしいプラスチックの容器に入った駄菓子は、どれでも50円。
立ち飲み屋さんにはよくあるそうですが、お料理を待っている間に簡単につまめるものを、と思って置いているのだとか。

そもそも、しゃけをメイン料理にしたのはどうしてなのか気になったので、聞いてみました。
答えは、「身近な食材だから」。
「近すぎて、しゃけについて考える人っていないかも、と思ったんです。だからこそ、とびきりおいしいしゃけ料理を、手軽に食べられるお店を開こうかと」

昨年の11月11日「鮭の日」にオープンしてから半年あまり。
優しくて素朴な料理に感動して「毎日来たい」という常連さんもたくさん。
当たり前すぎて素通りしていた素材。忘れていたけど、日本人なら誰だって大好きなはず。
小林さんの考えは見事にお客のハートに刺さるもので、しゃけスタンドは、すぐに人気店となったのです。



さて、最後に食すのは、〆カレー。
しゃばしゃば系のルーが特徴。パリパリになったしゃけの皮や、ムラサキタマネギ、トマトなどの食感が、酸味のあるさらっとしたスパイスカレーにアクセントを与えます。店の名物である、このカレー目当てに来るお客さんも少なくありません。
「辛いけど止まらないです。しゃけのほろほろした身が、カレーと相性抜群!」
SNSでもよくアップされているこのカレー、食べたと言えば、みんなに自慢できそう。




さく飲みのつもりが、つい長居。
ありふれているから気が付かなかった、しゃけの秘めたる魅力。次は何を頼もうか、ひとり飲みの夜は、まだまだ続きます。



しゃけスタンド
住所:東京都杉並区和泉1- 3 -15 めんそーれ大都市場内
電話:03・6240・8409(本店『しゃけ小島』。直通番号なし)
営業時間:16:30~23:00L.O.(日曜15:00~22:00 L.O.)
定休日:月


出典:She magizine

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